最高賞は鈴木・阿部さん 須賀川ユネスコ世界平和作文コンクール 今年は特別賞の作品展も


 須賀川市地方ユネスコ協会は9日、第39回世界平和作文コンクールの結果を発表した。最高賞の日本ユネスコ協会連盟会長賞は小学部で鈴木羽麟さん(稲田学園6年)の「数字」、中学部で阿部愛央さん(須賀川二中)の「小さな一歩ができること」が選ばれた。
 市教育委員会の共催。「平和な世界をつくるために、わたしたちは何ができるか」をテーマに、身近な課題を通して、国際理解と世界平和への意識を高め、ユネスコ精神の普及と啓発を図るため、毎年実施している。
 今年は小学部1071点、中学部791点、計1862点が寄せられ、学校賞2校、特別賞12点、優秀賞20点、優良賞40点を選んだ。
 表彰式は22日午後3時半からtette5階で行われ、学校賞と特別賞の賞状を授与するほか、日本ユネスコ協会連盟会長賞受賞者の作品を発表する。
 また今年度初の試みとして、より多くの人に子どもたちの作品を見てもらうため、作品展を23日から29日まで、tette1階で開き、特別賞を展示する。
 特別賞は次の通り(そのほかは紙面のみ掲載)。
 ◇特別賞
 ▽日本ユネスコ協会連盟会長賞=鈴木羽麟(稲田学園6年・数字)阿部愛央(須賀川二中2年・小さな一歩ができること)
 ▽福島県ユネスコ連絡協議会長賞=加藤伊織(長沼小5年・ありがとうを伝え合う世界に)水野結真(稲田学園7年・世界平和と地球のために)
 ▽須賀川市長賞=花見莉希(阿武隈小5年・「須賀川市ゴミ0ゼロ宣言」を目指して)斑目唯生(鏡石中2年・世界平和へ第一歩「家族のように」)
 ▽岩瀬地方町村会長賞=鈴木佑理(須賀川三小6年・相手を知ろうとすることから)森合憐(岩瀬中1年・世界中の子ども達に夢を)
 ▽須賀川市教育委員会教育長賞=皆川ちか(鏡石二小6年・世界を理解するために)深谷万悠(須賀川一中2年・幸せな未来を描くために)
 ▽須賀川地方ユネスコ協会長賞=本田悠晴(白江小5年・火種)吉田陽稀(小塩江中2年・明るい未来のためにできること)