6年間の学び舎を後に 須賀川・岩瀬管内21小学校で卒業式


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    柏城小の卒業証書を受ける児童たち

 須賀川・岩瀬管内の小学校の卒業証書授与式は22日、各校で一斉に行われ、21校799人が6年間の学び舎を巣立った。
 このうち柏城小は77人(男子42人、女子35人)が保護者や職員が見守る中、同校体育館で卒業式が行われた。
 善方威浩校長が一人ひとりに卒業証書を授与し、「この証書は皆さんが6年間しっかり小学校生活を送り、たくさんのことを学んだ証です。入学式から今日の卒業の日まで通った日数は1224日という長い期間です。自分自身が幸せになるための目標と自分以外の人の幸せにつながる目標も持ってほしい」と式辞を述べた。また国境なき医師団の日本事務局長である村田慎二郎さんの言葉を引用しながら「紛争地域には叶えられなかった夢や生きられなかった命があります。本人の気持ち次第で叶えられることがたくさんあります。社会のために出来る事を考え、命を大きく使う人になってほしいと思います」とエールを送り、大森聡子父母と教師の会長が祝辞を述べた。
 卒業記念品授与、校歌斉唱、「いのちの歌」を歌い、卒業生らは共に学び、遊んだ思い出を胸に学び舎を後にした。

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