若い感性が競演 版画展「ピュシスネクストⅢ」4月21日まで 鹿嶋神社


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    作品出展した木村さんと金子さん(右)

 鏡石町鹿嶋神社の版画展「ピュシスネクストⅢ 版の表現者たち」は21日まで開かれている。東北芸工大版画コース学生・卒業生・修了生23人の作品約50点が並ぶ。
 令和2年から毎年、新潟、福島、宮城、山形の4都市巡回展としてスタートし、作家たちの若い感性が競演する作品発表の場、挑戦の場として多くのファンから注目を集める展覧会となっている。
 鹿嶋神社の鏡石展は13日から始まり、初日はともに卒業生で版画家の山形在住・木村美咲さん、福島市在住の金子美早紀さんが来廊した。
 木村さんは何気ない日常で出会った美しい夕焼けと照らし出された稜線を表現した木版画、金子さんは今年の干支龍と鉢植えの植物をコミカルに表現した銅版画作品を出展した。
 木村さんと金子さんは来場者に作品についての思いや創作活動などを紹介し交流を深めた。開場時間は午前10時から午後5時。
 問い合わせは同神社(℡ 0248-62-1670 )まで。