なりすまし未然防止 ローソン須賀川大町店お手柄


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    感謝状を受けた久保木オーナー(中央)と加藤さん(右)

 須賀川署のなりすまし詐欺未然防止功労者に対する感謝状贈呈式は18日に行われ、ローソン大町店の久保木幸雄オーナー(57)とパート従業員の加藤幸治さん(62)をたたえた。
 今月11日午前10時40分頃、60代女性が携帯電話で通話しながら同店を訪れた。女性はNTT職員を名乗る不審者から「インターネット利用料金が未払いのため、ATMで29万円を振り込め」などと指示されていたという。
 加藤さんはこの不審電話について相談を受け、架空請求詐欺と見破って直ちに警察に通報し、被害を防いだ。「女性は常連のお客様で、普段からコミュニケーションをとっていたこともあり、ご相談いただけました。これからも地域密着の店として役立ちたいです」と語る。
 久保木オーナーは「今回のことをきっかけに、些細なことでも怪しいことがあれば気を配るよう従業員に改めて周知する。またお客様とのふれあいを大切にするよう心がけていきたい」と述べた。
 川上敦署長は「なりすまし詐欺は県内でも後を絶たず、今回の功績に感謝している。これからも同様の被害防止とともに、万引きも地域で多発しているため注意し、通報などご協力をいただきたい」と感謝を伝えた。

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