須賀川市の防災訓練は28日、市民スポーツ広場とスポーツ会館で6年ぶりに行われ、防災ヘリによる迫力の救助デモンストレーションや消防署・消防団の放水訓練、市民が協力しての避難所設置など、様々な内容を通じて市と関係機関、市民が防災力強化に一致団結した。
関係機関や一般市民約500人が参加した。200㍉以上の大雨災害を想定し、災害対策本部机上訓練では大寺正晃市長、山寺弘司副市長をはじめ関係部課長、星純也署長、小針則雄消防長、五十嵐伸市消防団長らが時系列に沿って、福祉避難所の設置や要支援者名簿を使った安否確認、内水排水ポンプの稼働、浸水想定区域・土砂災害警戒区域への高齢者等避難指示発令など、対応状況等の情報を共有した。
市と協定を結ぶすかがわドローン倶楽部は、被害状況調査・報告訓練としてドローン1機を飛ばし、上空からのリアルタイム映像により被災地の道路状況や路上等にいる要救助者の把握、火災発生状況などに役立つことを紹介した。
須賀川消防署と市消防団第3・4・5・7分団の放水訓練は団員や職員たちが統率のとれた迅速な行動で、3方向から火元を消火した。
避難所とボランティアセンター設置は稲田、仁井田の両地区住民が避難者やボランティア役として協力した。段ボールベッド等を実際に組み立てたほか、災害ボランティアとして活動する際の注意点などの講習を受けた。
また自衛隊が炊き上げた米を、市赤十字奉仕団がおにぎりにして来場者に振る舞ったり、サーチドッグふくしまの協力で災害救助犬によるデモンストレーションもあった。
大寺市長は講評で「市民や関係機関との連携の重要性も今回改めて実感できた。実際の災害は訓練通りいかないことを念頭に、柔軟な対応力を養うことも大切となる。訓練の学びを生かし、今後も安心安全なまちづくりに取り組んでいく」と述べた。
会場ではこのほか、防災講話や心肺蘇生・応急手当実習、水消火器体験、防災関連グッズの展示などもあり、子どもから高齢者まで多くの市民が防災意識を高めた。






















