広戸小創立150周年 10月11日式典と夢フェスタ 記念米を児童が稲刈り


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    「150ライス」を刈り取る子どもたち

 広戸小は今年創立150周年を迎える。式典は11日午前8時半から同校体育館で行われ、全校児童87人や関係者らが記念すべき日を祝う。終了後は学習発表会「夢フェスタ」を開き、各学年が劇や音楽など練習の成果を披露する。
 4・5年生は記念米「150Rice(ライス)」を特別非常勤講師で地元農家の小針良広さんらの協力のもと約4㌃の田んぼで栽培した。
 品種はコシヒカリで5月に田植えを行い、今月8日に金色に輝く稲を収穫した。
 児童25人が力を合わせてカマで次々と稲を刈り、用意した軽トラックの荷代をあっという間に一杯にして小針さんらを驚かせた。
 児童らは「絶対にお米をこぼすなよ」「これで茶碗1杯分だね」などと笑顔を見せながら、農業のやりがいを学び取っている様子だった。
 米作りについて学んだ内容を「夢フェスタ」で発表するほか、自分たちでイラストなど描いた米袋に入れて25、26の両日に開かれる村文化祭で販売も行う予定である。