1日1人あたり118グラム減 天栄村 ゴミ減量作戦が大成功


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    多くの村民が協力した小型家電・古着回収イベント

 天栄村は昨年度に「みんなでチャレンジ ゴミ『減量』作戦」を掲げ、村民1日1人あたりの家庭ゴミ排出量を令和4年度の776グラムから100グラム削減する取り組みに挑戦した。多くの村民の協力もあり、平均118グラム減の658グラムに抑えることに成功し、目標を達成した。
 村は令和4年度の家庭ゴミの排出量が776グラムとなり、県中管内12市町村でワースト1位、全国平均496グラムを大きく上回った。
 このため「ゴミダイエット」に挑戦し、村民の意識啓発と具体的な行動の変化に取り組んだ。
 主な事業として、村民に2つの「作戦」を周知した。
 「作戦1」は生ゴミダイエットであり、生ゴミの80%を占める水分を「水切り」によって減らすことで減量を促した。住民課窓口と湯本支所では効率的に水切りができるグッズを無料配布した。
 「作戦2」は分別ダイエットで、包装紙やノートなどの「雑がみ」をリサイクル可能な資源として古紙回収に出すよう求めた。古紙回収の行動を定着するため古紙類リサイクル事業も開始した。リサイクルステーションまで古紙類を持ち込むごとにスタンプを押し、10個集めた人に45リットルゴミ袋10枚をプレゼントする事業も進めた。
 このほか一般廃棄物減量化・リサイクル事業補助金の対象に生ゴミ処理機を拡充、不用品のリユースにつながる「おいくら」「ジモティー」との連携協定締結、小型家電・古着の回収イベント実施などに取り組んだ。
 何より村民1人ひとりの行動により、大きな目標を達成できたことは、今後の村づくりにとっても重要な成功体験の一つとなり得る。
 村では今年度も現在の水準を維持しながら、さらなるゴミ排出量の削減に取り組むとしている。