
「鏡の雫」をPRする木賊町長、長田理事長、菊地さん(左から) 
ラベルを一新した「鏡の雫」
鏡石町産特別栽培米コシヒカリ「鏡のしずく」100%で仕込んだ特別純米酒「鏡の雫」が2年ぶりに復活し、今月下旬から町内の酒類取扱店で販売される。かがみいし振興公社のお披露目会は11日、鏡石舘で開かれた。
「鏡の雫」は平成21年、同公社が天栄村の松崎酒造と連携して販売を始めた。さわやかな米の甘みが広がる辛口地酒として人気を集めた。
米価高騰などの影響で令和6年度収穫米での仕込みを見送っていたが、広域連携事業で、昨年度収穫米を平田村の若清水酒造が仕込む形で販売再開にこぎ着けた。
再開プロジェクトは約2年前から進められ、取り組みの中で町産リンゴ果汁を使った日本酒リキュール「果実の雫」も誕生した。
復活した「鏡の雫」は精米歩合60%、アルコール度数15%、日本酒度プラス3。担当者は「味に派手さはないが、落ち着いた果実のような香りで口当たりは滑らか。口に含むとコシヒカリ特有のうま味が広がり、少し遅れて酸味が追いかけてくる」と話す。冷酒がおすすめで、刺し身や魚の塩焼きなどとの相性が良いという。
価格は1升瓶(1800㍉㍑)3300円、4合瓶(720㍉㍑)1680円、特別販売用(180㍉㍑)500円。4合瓶換算で約1750本を数量限定で販売する。
お披露目会で長田守弘理事長は「鏡石自慢の米を使い、新しい水で仕込んだ新しい風味を思う存分味わってほしい」とあいさつ、木賊正男町長は「町の土産として持ち帰れる名物がまた一つ増えた。これからまちづくりの中核に据えられるよう、再スタートから鏡石のPRにつなげていきたい」と祝辞を述べた。
ラベルデザインを担当した町在住の絵本造形作家・菊地清さんは「切れのあるすっきりとした味わいと、最後の1滴まで続く華やかな香りの余韻をイメージした。末永く愛される日本酒になってほしい」と期待を寄せた。
和田和久町米作り部会長の発声で乾杯し、2年ぶりの「鏡の雫」を味わいながら交流を深めた。












