特別史料公開展「実相寺昭雄手書き『小説 円谷英二』企画梗概」 7月7日から 須賀川特撮アーカイブセンター


  • 画像

 須賀川特撮アーカイブセンターの特別史料公開展「実相寺昭雄手書き『小説 円谷英二』企画梗概」は、7日から8月31日まで開かれ、未完に終わった「小説 円谷英二」のあらすじを記した実相寺昭雄監督の手書き原稿全5ページを特別公開する。入場無料。
 原稿は6月に寄贈された貴重な資料で、筑摩書房からの出版を目指して執筆されたとみられる。同社で実相寺氏の担当編集を務めた青木真次さんが「須賀川市の特撮文化研究に役立ててほしい」と寄贈した。執筆時期は平成4~5年頃とされる。
 実相寺氏は昭和12年東京都生まれ。早稲田大卒業後にTBSへ入社し、円谷プロダクションへの出向を機に円谷英二監督と出会った。「ウルトラマン」6作品、「ウルトラセブン」4作品を監督し、ジャミラやメトロン星人が登場する名作をはじめ数々の話題作を手掛けた。昭和41年放送のドキュメンタリー番組「現代の主役 ウルトラQのおやじ」では円谷監督に密着した映像を残し、高い評価を受けた。
 独立後は映像制作会社「コダイグループ」を設立し、映画「帝都物語」の監督のほか、映画、舞台、オペラ、文筆など幅広い分野で活躍。円谷プロ時代の体験を題材にした小説やエッセイも数多く執筆した。
 展示では手書き原稿のほか、地元中高生が現代特撮クリエーターらと制作したオリジナル短編怪獣映画の関連資料や、昭和から令和までの日本特撮の歩みを紹介するミニチュア、紙資料なども展示する。
 休館日は毎週火・水曜日。開館時間は午前9時から午後5時。問い合わせは同センター(℡ 0248-94-5200 )まで。