
展示準備が進む館内
須賀川市立博物館の須賀川のたからものシリーズ「『埋めるもの』の考古学」は8月1日から9月27日まで、同館が収蔵する重要文化財の米山寺経塚出土品や、他施設に貸し出す機会が多い「牡丹平遺跡出土土器及び人骨」などを展示し、ものを埋めた先人たちの文化や考え方などに思いを馳せる。学生向けの企画や保存期間を過ぎた資料を譲り渡すイベントなどもある。
「須賀川のたからものシリーズ」は、同館の収蔵品に光を当てる取り組みで、同館の学芸員が厳選した資料が並ぶ。
考古学が研究の対象とする遺物には「自然に埋もれたもの」もあれば、「意図を持って埋められたもの」もある。今回は「昔の人が埋めたもの」として、再葬土器や石棺、副葬品、経塚遺物、鎮魂具・鎮壇具などを集めて展示し、その行為の背景にあった文化や現代にも精通する人々の思いなどに想像を巡らせる。
資料の展示だけでなく、石棺を原寸大で再現した展示なども予定しており、「埋める」という行為が持つ意味について理解を深める。
初日は開館記念日であるため、観覧無料で入館者には須賀川ゆかりの作品を用いた絵はがきをプレゼントする。8月21日も県民の日で観覧無料となる。
子どもたちの夏休みに合わせた初めての取り組みとして「学生フリー!ウイークエンド」は8月の金曜日から日曜日まで、高校生と大学生の利用を無料にする。展示資料を自由に観られるほか、空調の効いた図書室を自主学習に使うこともできる。
このほかの企画として、「博物館の軒先市」は9月26、27の両日、保存期間が過ぎた書籍や写真、ポスター、チラシなどを譲り渡す。
また「博物館のたからさがし」は27日、翠ケ丘公園パークマルシェの参加企画として、同館ロビーを無料開放し、隠された3つの宝物を見つける体験を提供する。
ギャラリートークの予定はないが、学芸員が常駐しているため、疑問や解説の必要があればいつでも応じる。
開館時間は午前9時から午後5時まで。休館日は月曜日と火曜日だが、祝日は開館し、その翌日に休館する。
問い合わせは同館(℡ 0248-75-3239 )まで。











