自主映画主役は「スムラー星人」 須賀川特撮塾で着ぐるみ制作 清陵情報高の早川さんデザイン


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    田口塾長といっしょに着ぐるみを制作
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    「スムラー星人」をデザインした早川さん
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    須賀川をイメージした看板ミニチュアを制作

 須賀川特撮アーカイブセンターの「昭和100年記念 すかがわ特撮塾」は1、2の両日、同センターで第2回講座を開き、来年3月公開予定の自主制作怪獣映画で主役となるオリジナル怪獣「スムラー星人」のアクタースーツ制作を始めた。塾生たちは本格的な特撮技術に触れながら、作品づくりを進めている。
 同センターは、故円谷英二監督が築いた特撮文化を次世代へ継承しようと、令和4年度から市内中高生を対象に特撮塾を開講している。第1期から田口清隆監督が塾長を務める。
 第2回講座には田口塾長のほか、特撮美術・怪獣造形の三木悠輔さん、特撮コーディネーターの島崎淳さんらが講師として参加。5期生23人がアクタースーツ班とミニチュア班に分かれ、制作に取り組んだ。
 今回の映画で主役となる「スムラー星人」は、清陵情報高1年の早川怜志さんがデザイン。鬼ケ島や歌舞伎の隈取をモチーフに、力強さとスマートさを兼ね備えた姿に仕上げた。
 早川さんは「見上げた時に大きく見える鬼ケ島と強そうな隈取から着想を得ました。中学生の時にセンターを訪れ、いつか特撮塾に参加したいと思っていました。悪役として作品の中で思い切り暴れてほしいです」と話した。
 塾生たちは、故村瀬継蔵さんが残した「ケガをしない、させない」の言葉を胸に、カッターや溶剤を使ってウレタンやラテックスを削り出し、怪獣の輪郭を形作った。一方、ミニチュア班は映画の舞台となる施設や案内看板などを細部まで丁寧に制作した。
 また今年から小学生を対象にした「ジュニア塾生」も募集し、2日は6人が参加。市の街並みをイメージした建物に設置するPR看板を制作し、親子で協力しながらセンターオリジナル怪獣「スカキング」などを描いた作品を完成させ、最後はミニチュアを使った特撮撮影も体験した。
 次回講座は10月に開き、完成したスーツやミニチュアを使った本格的な特撮撮影を行う予定。3日は希望者による自主制作を行い、「スムラー星人」の完成度をさらに高める。