生徒らが商品開発などに挑戦 空港や須賀川市の活性化へ 清陵情報高S-HARTプロジェクト


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    仮想空間に牡丹園を作る生徒
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    「空の日」イベントで子どもたちを楽しませる生徒たち

 清陵情報高商業科3年生は、外部の協力を得ながら商品開発・販売やコンクールなどに取り組む「福島S―HART(エスハート)プロジェクト」を通じ、福島空港や須賀川市の活性化を目指している。
 東日本大震災・原発事故の復興を生徒自身の将来と切り離せない課題と捉え、地域資源を生かしたビジネスや街づくりに挑戦する先進地から学び、地元の活性化に還元する取り組みで、昨年度から続けている。今年は17人が班に分かれ、5つの取り組みを進める。
 市内東町のかおり食堂と協力する班は10月から11月にかけ、「伝右衛門はちみつ」を使ったティータイムパフェを販売する。11月14日の松明あかしでは、生徒自身がオリジナルパフェを作り、販売する。材料には設楽農園のサトイモなどを使い、地産地消にも取り組む。
 南相馬市小高区のハンドメイドガラスブランド「イリゼ」とは、ハートや飛行機、ハチミツなどをイメージした「めじるしアクセサリー」や「ヘアゴム」を共同開発している。試作品の画像を確認しながら完成度を高める。
 ポスターコンテストの班は、須賀川の魅力を描く作品を募集し、市内で展示する。応募方法などは今後インスタグラム(https://www.instagram.com/seiryo.s_hart/)で発表する。福島空港の「空の日」フェスティバルにも参加し、オリジナルのすごろくなどでコンテストをPRした。
 千葉商科大と連携する班は、メタバース上に牡丹園やきうり天王祭、松明あかしなどを再現し、須賀川の魅力を発信するエリアを制作している。
 玉川村のサルナシと非食用ハチミツを使ったアロマスプレーを開発する班は、収穫期を迎えるサルナシの栽培農家に取り組みを説明し、協力関係の構築を目指す。
 生徒たちはスケジュールや協力先とのやり取りも主体的に調整し、将来のビジネスに役立つスキルを高めている。「取り組みを通じて須賀川のことをより深く知ることができました。地元の力になれるよう、頑張ります」と語り、仲間と力を合わせている。