災害時の車両等排除で安全確保 須賀川市と豊地自動車、ニシカワ特殊車体が協定締結


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    協定を交わした(左から)大森社長、大寺市長、三瓶社長

 須賀川市と豊地自動車(白河市)、ニシカワ特殊車体(市内森宿)は24日、災害時における車両等の排除に関する協定を締結した。災害時にやむを得ず道路を塞いでしまい、救急車両などの移動を妨げる車両などを、両社の協力で迅速に排除できる体制を整えることで、迅速な人命救助や復旧活動につなげる。
 協定は須賀川市の要請を受けた両社が、保有する大型レッカー車や積載車などの専門車両と、技術、人員を活用し、道路上の通行に支障がある被災車両、放置車両等を移動、排除することなどを可能とする。
 昨年2月に会津若松市を襲った記録的豪雪に対応した豊地自動車が、より円滑な災害対応を可能とするため須賀川市に協定を提案した。同社にとって同様の協定は、白河市に続き2自治体目となる。
 豊地自動車とニシカワは得意とする対応車両なども異なるため、相補的に機能を発揮することでより幅広い状況に対し、円滑な対応が可能となる。
 締結式は市役所で行われ、大寺正晃市長は「発災時の迅速な道路の確保は人命救助、物資輸送を円滑に進める上で非常に重要である。民間事業者の専門的知識や能力が不可欠であり、協定は市民の安心を守る上で大きな一歩となる。大変心強く、感謝している」と述べた。
 豊地自動車の大森隆寛社長は「地域のため、市民のために協力していきたい」、ニシカワ特殊車体の三瓶英次社長は「地域の皆様に居てよかったと信頼していただける存在となるよう責任をもって取り組んでいく」とそれぞれ語った。
 今後は災害時にスムーズに作業を進められるよう、3者で協議しながら体制を整えていく。