
2年前の大松明行列
松明あかし実行委員会は、行事の花形である大松明行列を復活させるため、担ぎ手を広く募集している。高校生以上であれば所在地や性別を問わず、誰でも申し込める。「長さ10㍍、重さ約3㌧もの大松明を威勢のよい掛け声とともに人力で運び、五老山で燃やしてこその松明あかし」と、市民からも復活を望む声が根強く、一人でも多くの協力が求められている(https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/kanko_sukagawa/event/taimatsu_akashi/1003831.html)。
大松明を安全に運ぶには120人以上の人手が必要となる。
しかし近年、高齢化等の影響で担ぎ手は年々減少しており、コロナ禍の無観客をはさみ、通常開催に戻った令和5年はわずか101人(同年は「大松明」ではない)だった。
実行委員会は担ぎ手を確保するため、市観光物産振興協会や高校、町内会、青年会議所などに書面で協力を呼びかけ、令和6年は約130人が集まった。
だが人力での建立に予定以上の時間を要したり、参加団体から「来年の参加は見送りたい」旨の申し出があるなど、厳しい状況に追い込まれた。
そうした中で担ぎ手に事故などがあれば、多くの批判が集まり行事そのものの実施が危ぶまれる。そのため実行委員会は昨年、苦渋の決断として大松明を人力で運搬・建立することを中止した。
来場者の安全を最優先とし、導線の確保や露店場所の変更等の対応をした。松明行列は伝統の志を受け継ぐ須賀川一中のみが実施し、沿道を盛り上げた。
行事は成功裏に終わったが、それでも市民からは大松明行列の復活を望む声が少なくなかった。
今月5日に開かれた今年度最初の実行委員会で実行委員長の大寺正晃市長は復活に向けて動いていることを明言した。事務局はその時点で各団体から約80人の協力が得られる見通しが立っていると示した。
実行委員会は各団体を通じた担ぎ手の確保を継続している。だが来年以降も安定的に継続していくためには、主体的に参加する意欲の高い一般市民の力が重要となる。
大松明行列の参加者には「松明あかし」の焼印を入れた木札と、オリジナルの手ぬぐいを寄贈する。
これまで参加してきたベテランの市民は「五老山まで力を合わせて運びきった達成感と、自分たちで担いだ大松明が燃えるのを見られることが何よりのやりがい」と語る。
実行委員会は担ぎ手以外にも、当日の案内係やおもてなし係、小松明製作の指導係を手伝う「松明あかしサポーター」を募集している。
募集期間は9月18日まで。
申し込み状況等で希望以外の業務をお願いすることもある。
問い合わせは市商工観光課内の事務局(℡ 0248-72-9845 )まで。











