
合同での練習に励むバドミントン 
上達を目指す男子バレーボール 
技の完成度を磨く体操
須賀川市の中学生を対象とした認定地域クラブ活動が12日から始まった。最初の週末は4団体が活動し、学校や団体の枠を超えた合同練習やレベルに応じた指導など、それぞれの特色を生かした取り組みが行われた。生徒たちに新たな活動機会や選択肢を提供する地域クラブ化が本格的に動き始めた。
休日の部活動地域展開推進事業の一環で、今年度はバレーボール、バスケットボール、サッカー、バドミントン、ソフトテニス、柔道、剣道、体操、軟式野球、吹奏楽の10種目14団体が市の認定を受けている。今月7日現在で生徒239人が参加者として登録した。
12日はすかがわ「だんぼっち」「ダンボ・ウル」アリーナで、バドミントンの「ブレイズ須賀川」と「IKOクラブ」が合同練習を行った。
ブレイズ須賀川はスポーツ少年団「須賀川ジュニアシャトルクラブ」の流れをくむ地域クラブで、山田武志監督の指導のもと、月・火曜日を除く週5日間練習している。
IKOクラブは、認定地域クラブ活動に先駆けて市教委が実施していた休日合同部活動のバドミントン競技が母体。橋本遊二代表を中心に、これまで通り月1回、各中学校で部活動に取り組む選手らが合同練習を行っている。
初回はブレイズ須賀川が10人、IKOクラブが45人の計55人が参加。大学生を含む両団体の指導者13人が技術の向上に向けて指導した。選手たちは他校・他団体との練習を通じ、普段とは異なる刺激を受けていた。
13日はバレーボールのSVCと、体操の須賀川体操クラブが認定地域クラブとしての活動を始めた。
SVCは市スポーツ協会長の圓通圭司代表が中心となり、部活動の地域展開を見据えて今年3月に発足。認定地域クラブ活動以外にも、毎週水・金曜日に練習している。
とりわけ市内に部活動として存在しない「男子バレーボール」は、競技をしたくてもできなかった生徒たちの新たな選択肢となる。学校単位では難しかった競技機会を地域クラブで補う形で、部活動の地域展開による新たな価値を生み出している。
初回は女子の初級者36人が仁井田中で、同上級者と男子の計13人は須賀川三中で、それぞれ練習した。
選手たちは互いに刺激を受けながら練習に励んだ。
須賀川体操クラブは「市体操スポーツ少年団」の延長で、河村真代表らが指導に当たる。
初回の参加者は1人だったが、コーチのマンツーマン指導を受け、前転跳びなどの技術を磨いた。今後は初心者なども受け入れていくという。
SVCの活動を視察した大寺正晃市長は「学校の規模などにより、これまでは希望する活動ができなかった生徒もいると聞いている。地域クラブの活動が広がっていくことで、そうした子どもたちの思いに応えられる環境が充実することに期待している。スポーツや文化活動は人生を豊かにするものであり、子どもたちには多くのことを経験してもらいたい」と述べた。












