須賀川市立博物館 未来を考えるワークショップ 「歴史を学び、将来を見通す」


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    博物館の未来を真剣に議論する参加者たち

 須賀川市立博物館のワークショップ「博物館カフェ」の第1回は18日に開かれ、開館当初から市民の力で育ててきた同館の未来について、参加者24人が意見を交わした。横山大哲館長は「歴史を学ぶことは将来を見通すために大切であり、博物館を未来につないでいくため、皆さんの力をお借りしたい」と協力を呼びかけた。
 同館は県内初の市立博物館として昭和45年に開館した。老朽化や収蔵スペース不足などの課題を抱え、今後のあり方が問われる中、市民と未来を考える場として12月まで全4回開く。
 初回の前半は横山館長が同館の歩みを解説した。首藤保之助氏による大量の考古資料の寄贈で始まった同館は、市民からの亜欧堂田善の作品や雛人形などの寄贈を重ね、田善研究に欠かせない施設、「雛のいる博物館」として知られるようになった。館長は、先人の「先を見る目」「歴史や文化を未来につなげていく姿勢」が須賀川の重要な点だと紹介した。
 その後、全員で収蔵庫を見学し、設定されたテーマに沿って話し合った。参加者からは「収蔵庫の狭さに驚いた」との声が多く上がり、昭和などの資料も将来に残してほしいと求める一方、十分なスペースがない課題を共有した。
 収蔵資料は未来のための保存と公開による活用の両方が必要だが、公開すれば保存状態が悪化する課題もある。参加者は両面の重要性を理解しつつ、子どもたちのためにこそ活用したい、デジタルアーカイブで保存と活用を両立させたいといった意見を出した。
 市民が資料に触れる機会を広げるアイデアとして、スタンプラリーや体験型イベント、立ち寄りやすい雰囲気づくり、カフェスペースの設置などが挙がった。
 次回は11月1日、石川町歴史民俗資料館の見学を予定している。

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