データ示しながら質問も 天栄村小・中学生の模擬議会


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    パネルを示しながら質問する中学生議員

 天栄村の小・中学生による模擬議会は30日、村議会議場で開かれ、各校を代表する議員役の12人が登壇し、パネルでアンケート結果などのデータを示しながら村の取り組みを質した。
 議会や政治の仕組みについて体験を通じてより深く学んでもらうためのもので、4年ぶり3回目。
 小学生8人、中学生4人が登壇し、議長は服部晃村議会議長が務め、通常の議会と同様に会議録署名議員の指名、会期の決定など本格的な形式で進行した。(質問者、質問内容は既報)。
 冒頭で添田勝幸村長は議会の重要性や事業の目的などを説明し、「グローバルな社会の中で予想困難で決まった答えがない課題に取り組むには、視野を広げ柔軟な発想が必要である。模擬議会が皆さんの貴重な財産になることを期待する」とあいさつした。
 子どもたちは事前に調べた内容や生徒会、クラスなどで出し合った意見をもとに子育て支援や村の将来に関する質問など投げかけ、添田村長や長場壮夫教育長、担当課長らが答弁した。
 このうち今後計画されている小学校の統合に関し、学校の伝統行事がどうなるのかという質問に対し、長場教育長は「新しい学校をつくるうえで、各校の歴史や伝統をしっかり受け継がれるように計画していきたい」との考えを示した。また伝統の継承には児童一人ひとりが地域とつながりを持ち、次の年代につなげていくことも重要であり、それができるよう村も活動を応援していくとした。
 湯本地区にある国内最大級の幹回りを誇るミズナラ「こぶなら」の保全について担当課長は、国有林であるため、村がナラ枯れ防止や獣害防止対策を行うことは現状では困難と述べた。その上で、村の貴重な資源であるミズナラの保全にどのような対応が望ましいか十分に検討、協議を進めたいとした。