30年以上続く交流事業 沖縄県北谷町のスポ少が鏡石訪問


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    迫力の太鼓演奏に驚く子どもたち

 鏡石町は沖縄県北谷(ちゃたん)町スポーツ少年団の訪問を9日から12日まで受け入れ、両町の子どもたちがスケートや会食などで交流を楽しんだ。
 両町の交流は平成5年3月に両町のスポーツ少年団が交流事業を行ったことで始まり、今回は北谷町の小学4・5年生14人と団長ら5人が鏡石を訪れた。
 初日は町役場で小貫秀明副町長が訪問団を歓迎し、2日目は町健康福祉センターほがらかんでそば打ち体験を行った。
 鏡石町スポーツ少年団との交流は2年生から6年生までの18人が参加し、石川町でスケート体験をともに楽しんだほか、鏡石舘でウエルカムパーティを開いた。
 パーティで木賊正男町長は「30年以上の交流となるため、保護者の中には鏡石に来たことがある人もいるかもしれない。どうか大人になっても鏡石を忘れず、また来てほしい」と歓迎のあいさつをし、北谷町スポーツ少年団長の宮城亜矢さんが「8年ぶりに鏡石に来たが、田んぼアートのきらきらアートも見ることができてきれいだった。スポーツを通じて生まれる新たな絆を楽しみにしている」と述べた。
 また鏡石町代表の須田あかりさんと北谷町代表の花城優清さんがそれぞれあいさつした。
 アトラクションでは鏡石のTEAM鼓蘭慕が鬼の面など付けて迫力の和太鼓を演奏し、子どもたちを驚かせた。
 3日目は天栄村のスキー場で体験教室を行い、4日目に町関係者に見送られ、北谷町に帰郷した。