目標はユニバーシアード 岩崎麻知子さん(拓殖大)が村長報告 全国の感想など語る


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    今後の目標など語った岩崎さん(左2)

 大学女子陸上界のホープとして活躍する岩崎麻知子さん(天栄中出身、拓殖大1年)は14日、村役場を訪れ、添田勝幸村長らに大会の感想や今後の抱負などを語った。
 岩崎さんは今年度、関東学生新人選手権大会女子5000㍍を16分30秒70の大会新記録で優勝したほか、U20日本選手権3000㍍6位入賞、全日本大学女子駅伝対抗選手権2区を区間3位、全日本大学女子選抜駅伝(富士山駅伝)1区を区間6位など、1年生ながら大活躍した。
 「高校時代は自分が引っ張るレース展開が多かったですが、大学はついていくのも大変でレベルが高く感じます」と1年間を振り返る。
 大会記録を更新した新人選手権は合宿1週間後の上、大雨・強風の悪いコンディションに見舞われたが、確実な実績を残した。「新年度は5000㍍に専念します。15分40秒切りを目標に、各大会で最低でも入賞し、新人選手権では誰にも塗り替えられない記録を出したいです」と意気込む。そのため「3000㍍以降が勝負。冬期間に距離を伸ばしたトレーニングを重ねたので、ラストのスピード勝負で勝ちたい」と語った。
 駅伝は関東・全日本・富士山の3冠達成を狙う。
 将来について「在学中に(大学生のオリンピックと呼ばれる)ユニバーシアード出場を目標に、達成できたらオリンピックなどさらに夢を広げたいです」と述べた。
 添田村長と瀬和マユミ体育協会長が激励金を渡し、さらに村体育協会の年間最優秀選手賞を贈り、さらなる活躍に期待を寄せた。