観光資源の魅力向上など 須賀川市観光物産振興協会総会


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    今年度の活動を振り返る菊地会長

 須賀川市観光物産振興協会の総会は25日、市役所大会議室で開かれ、新年度事業計画などを話し合った。
 約30人が出席、菊地大介会長は新型コロナが5類に移行し、ほぼ通常に戻った今年度のイベントなどを振り返り「観光ニーズも高まり、観光関連事業者にとって見通しが明るい状況となっており、協会としても力を結集し、振興に取り組みたい」とあいさつし、来賓の橋本克也市長が祝辞を述べた。
 議事は新年度事業計画と収支予算を協議した。
 新年度は低迷した観光需要の回復・喚起に向け観光資源の魅力向上や、地域おこし協力隊受け入れ、観光物産資源の発掘、情報発信などに努める。
 また関係団体の支援を仰ぎながら法人化に向け組織強化を進める。
 主な事業は、今月30日頃から4月21日頃まで(桜の開花状況に合わせる)は須賀川さくらまつり、15日は県内報道機関や県庁表敬訪問する春の観光キャンペーン、6月上旬から7月下旬は釈迦堂川花火大会有料観覧席販売、6月26日及び来年3月下旬は理事会と通常総会、来年2月上旬は東京都銀座築地川公園牡丹植樹などを予定している。
 また4月19日からの須賀川牡丹園開園、8月24日の釈迦堂川花火大会、11月9日の松明あかしを実行委員会とともに盛り上げる。
 このほかflattoやコミュニティプラザでの物産品販売、オンライン販売の強化、郡山広域圏構成市町村等との連携による観光周遊ルートの創出などに取り組む。