ランバイクの大会で東北1位となり全国大会に出場する金子月優さん(広戸小2年)は29日、天栄村役場で添田勝幸村長に大会への意気込みなどを語った。
ランバイクはアメリカ発祥の幼児向け2輪車で、ペダルが無く足で地面を蹴り進む。
金子さんは4歳の頃から競技を始め、会津若松市のランバイクチーム「OKIKOBO」で週1回練習するほか、村役場駐車場などで汗を流す。
昨年は11月に磐梯町で行われた大会の小学2年生男女混走の部で東北1位に輝いたほか、各種大会で上位成績をつかむなど活躍し、全国大会女子の部と男女混走の2部門に出場を決めた。
「ランバイクは風を切って走る感じで楽しいです。全国大会では女子の部で日本一、混走の部も上位入賞したいです。そしていつか世界一速くなりたいです」と語った。
金子さんのピンク色の愛機は父の正人さんが整備を担い、タイヤ圧も天候により変えるなど我が子の活躍をアシストする。またヘルメットの後方に付いたチャームポイントのリボンは母の千紘さんの手作りで、金子さんも「気に入っています」と笑顔を浮かべた。
報告会ではレース動画も上映し、添田村長は「とても激しいスポーツで驚いた。ケガをしないよう優勝目指して頑張ってほしい」、瀬和マユミ村体育協会長は「体幹のバランスも良くて素晴らしい」とエールを送った。
全国大会は4月14日に愛知県大口町で行われる。