【速報】11月に特撮イベント「すかがわ空想フェス」開催


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    記者発表する塚越会長と橋本市長

須賀川市と円谷プロダクションは“空想力が未来を創造する”をテーマにしたライブステージなどをメインにした新イベント「すかがわ空想フェス2024」を11月16、17日に、市文化センターと市民交流センターtetteで開催する。
 市と円谷プロが昨年4月に提携した「空想の力を育むまち」を目指すまちづくり提携協定をもとに、子どもが空想に胸を躍らせ夢を育み、大人たちも故郷への誇りや自信を持ち、豊かな地域社会を構築、創造するような温かな活力あふれる街を目指していく取り組み。
 市出身で今も特撮の神様として親しまれる円谷英二監督が大事にした空想力と好奇心のバトンをしっかりと受け継ぎ、市と円谷プロの思いを具現化したイベントを通して「希望の未来につながる新たな取り組み」を広く国内外に発信していく。
 空想をテーマにしたイベントとして、市文化センターとtetteで初代ウルトラマンから受け継がれる空想力を活かした新作ライブステージを須賀川公演で初公開するほか、“空想特撮シリーズ”初代ウルトラマン上映、ウルトラヒーローとの記念撮影会・空想スタジオを行う。
 空想力を育むファンミーティングとして、ほぼ日刊イトイ新聞代表でコピーライター・エッセイストの糸井重里さん、円谷プロ所属の造形師で怪獣マエストロの愛称で呼ばれる品田冬樹さんを講師に迎える。
 空想をテーマにした自由な作品(イラストやテキスト)を国内外からコンテスト形式で募集する。応募期間は7月下旬から9月上旬予定で、応募要項などは今後、公式ホームページで公開する。
 また市は今年も「ウルトラマンへの手紙」を募集する。4月25日から6月5日の応募期間で7月10日頃、ウルトラマンから返信が届くみこみである。
 空想フェス開催の記者発表が12日、市役所で開かれ、橋本克也市長と塚越隆行円谷プロ会長兼CEOが思いを述べた。
 橋本市長は「これからワクワクするような取り組みをスタートさせられること大変うれしく思います。初代ウルトラマンの最初の画面に空想特撮シリーズとついています。円谷監督は空想のスペシャリストだと思っています。空想力は究極の自由と無限の可能性を秘めた言葉。多くの方々に空想の力を感じ思い出してもらえる機会にしていただきたい」と語った。
 塚越会長は「円谷監督は特撮の神様であり空想の神様であります。空想の力は私たち人間が持っている特長。社会を豊かにする原動力になる力です。円谷プロダクションも須賀川市とともに空想力を大事にして豊かな社会づくりを世界に発信してまいります」と述べた。

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