岩瀬農業高の農業クラブ校内意見研究発表大会は8日、同校体育館で全校生584人が見守る中行われ、佐藤希さん(食品科学科2年)ら3人が最優秀賞に輝いた。
3人は6月11、12の両日、須賀川市文化センターで開かれる県大会に出場する。
Ⅰ類「農業生産・農業経営」、Ⅱ類「国土保全・環境創造」、Ⅲ類「資源活用・地域振興」の各分野それぞれ学年代表の9人が日頃の学習成果を発表した。
髙橋豊治校長が1年生には自覚を持つ、思いやりの心、自ら学ぶの出発点3つのことを、2、3年生には「登竜門で飛躍するには努力なしでは成功はない。東北大会出場に向け実践、体験を堂々と発表してください」と話しあいさつした。
発表は1人7分以内で行われ、伊藤仁教頭をはじめ専門教諭ら8人が審査員を務め、意見構築や一貫性、説明力、発表方法、理解できるかなどの基準で審査した。
発表後「課題についてよく調べてあった」「発表する態度が立派であった」「将来の展望を具体的にすると良い」など講評した。
最優秀賞受賞者は次の通り。
▽Ⅰ類=佐藤希(食品科学科2年)「規格外でも、戦力外ではない~キュウリ農家の望み~」
▽Ⅱ類=那知上歩利(環境工学科2年)「私が考えること」
▽Ⅲ類=児島柚乃(アグリビジネス科3年)「私が鳴らす地域活性の鐘~地域農産物を活用した商品開発を目指して~」