
鏡開きで躍進を願う出席者たち 
来場所の意気込みを語る白熊関 
抽選会などでファンと交流する白熊関
白熊須賀川後援会の激励会は5日、グランシア須賀川で開かれ、白熊関(26)=本名・高橋優太、二所ノ関部屋、東十両9枚目=は2桁勝ち越しなど目標を掲げ、出席した関係者やファンら約90人がさらなる躍進へエールを送った。
萌黄色の着物姿で登場した白熊関を出席者らは温かい拍手で出迎え、菊地大介後援会長が「重荷は背負わせたくないが、近いうちに太刀持ちや露払いをする姿を見たい。末長く応援していきたい」とあいさつし、激励金を手渡した。JA夢みなみからはコシヒカリとナシが贈られた。
大寺正晃市長や佐藤暸二市議会議長、地元選出国会議員らの祝辞に続き、二所ノ関親方は秋場所の4場所ぶりとなった勝ち越しを踏まえ「ようやく冬眠から目覚めた。名古屋場所は歩けないほどのケガで戦い、実は今場所でも場所前にケガをしていた。元大関の朝乃山戦で見せた相手に力を出させない完璧な勝ち方をできれば、ケガすることもなくなり、自ずと番付も伸びる。能力はある力士なので、体に頭脳が備わればさらに上で活躍できる。須賀川でいつか優勝パレードをできるよう、私も一所懸命にアシストしたい」と述べた。
白熊関は「先場所は久しぶりの勝ち越しで安心できたが、番付的には安心できる位置ではないので、来場所2桁以上勝ち越してもっと上に行けるよう頑張りたい。幕内に戻り、結果を残して横綱の太刀持ちをしっかりとできるように頑張る。来場所も応援をよろしくお願いします」と述べた。
代表者による鏡開きでさらなる躍進を願った後、ゲストの元関脇豊ノ島さんが白熊関を激励したほか、ぺんぎんナッツの司会で抽選会を開き、二所ノ関親方や白熊関、大の里関、豊ノ島さんの色紙を出席者にプレゼントした。
白熊関の周りにはサインや記念撮影を求める女性ファンらが長蛇の列をつくり、一人ひとりに丁寧に応じていた。













