公立岩瀬病院産科用ベッドのクラウドファンディングが目標額達成 さらなる環境整備へ挑戦継続


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 公立岩瀬病院は産科用ベッド7台購入費用(400万円)のクラウドファンティング(https://readyfor.jp/projects/iwase-hp)に挑戦していたが、15日に目標額を達成した。同院は寄せられた多くの支援に感謝しつつ、産科病棟の環境整備などを目指し、同額を上乗せしたネクストゴール(計800万円)に向け引き続きの挑戦を継続すると発表した。
 同院は当地方唯一の産科(周産期センター、NICU)がある病院として平成29年の病棟開設からこれまでで4000人を超える新生児の誕生をサポートしてきた。
 「未来のいのちを守り育む環境を維持・発展させたい」と今回のクラウドファンディングへの挑戦を決め、今月1日から1カ月間で400万円を目標に支援を呼びかけた。
 当初の目標額は達成できたが、その後も途切れること無く温かい支援が広く寄せられており、当初の予定分以上の「更新を待つベッドや医療機器」を更新し環境整備するため、次の目標金額を設定し、期限である31日まで支援を求めていく。
 ネクストゴールを達成できなかった場合も支援分でできる範囲の更新・整備を行っていく考えだ。
 土屋貴男院長は目標達成に「地域の未来へ希望をつなぐ大切な機能を維持・充実させるためにも皆様からのお力添えを心よりお願い申し上げます」とコメントしている。