28人が看護の道へ決意 公立岩瀬病院付属看護学院の戴灯式


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    灯火を手にナイチンゲール誓詞を唱和

 公立岩瀬病院付属高等看護学院の第73回生戴灯式は21日、看護実習を控えた28人(男子5人、女子23人)と在校生、保護者らが出席して同院講堂で行われた。
 近代看護教育の母とも呼ばれるナイチンゲールが戦場でロウソクの明かりで負傷兵を看護した逸話をもとに、彼女の像から灯火を戴き、本格的に看護の道を歩み出す決意を強めるため実施している。
 大谷弘学院長の式辞に続いて、73回生一人ひとりが呼名され、像から灯火を戴いた。
 全員で灯火を手にナイチンゲール誓詞を唱和、「私たち73回生は地域の方に寄り添った看護師になります」と宣言し、それぞれが「患者さんに寄り添い優しく支えられる看護師になります」、「いつも笑顔と感謝を忘れずより多くの方から信頼される看護師になります」などと述べ決意を固めた。
 土屋貴男病院長と伊藤恵美副院長兼看護部長が祝辞を述べ、3年生代表の橋本菜稚さんが激励の言葉を送った。