
率直な意見を求める安田会長
須賀川市立博物館と歴史民俗資料館の協議会は19日、博物館で開かれ、新年度事業計画で企画展は雛人形展のみとするなど、大幅な削減が示された。職員の人員配置は現状の6人から非常勤の館長を含め4人体制とした中で、今後の運営や在り方など検討を進めていく。
約10人が出席し、大寺正晃市長は「4月から特命任用で館長となる横山大哲さんのもと、より多く市民が訪れ、地域の文化・歴史を深く学べる博物館を目指したい」とあいさつした。安田きよ子会長は「博物館は今年で築55年となり、建物だけでなく設備なども老朽化しており、収蔵庫の狭さも課題となっている。人事異動での影響も大きな影響が推測される。市の未来、市民の誇りの醸成のため博物館は何ができるのか、どうあるべきか意見をお願いしたい」と述べた。
新年度事業は春・秋のテーマ展や企画展を実施しない。
集中改革プランに基づく公共施設マネジメントの取組方針では令和9年度末まで、「サウンディング型市場調査を実施」し、「民間活力の活用を検討する」としている。
サウンディング型市場調査では昨年11月から今年1月末まで実施したサウンディング型市場調査では、運営改善に関する提案が1事業者から寄せられており、今後、提案の取り扱いについて検討を進めていく。
新年度の雛人形展は来年2月3日から3月7日まで23日間、収蔵の雛人形コレクションや関連資料などを展示する。
常設展「須賀川の歴史と文化」「亜欧堂田善展示室」は展示替えしながら継続する。また、おもちゃコレクションなどのスポット展示も実施し、来館のきっかけをつくる。
おもしろ博物館講座はバスや徒歩で市内の史跡を巡る「すかがわ歴史散策」を4月10日、作品づくりを通じて亜欧堂田善の偉業を学ぶ「銅版画教室」は9月、高校生以上の初学者に向けた「すかがわ文化財講座」は11月に全3回、移動研修である「歴史探訪講座」は11月にいわき市を訪れる。
委員からは企画展などの減少を寂しがる声や、今年度の雛人形展や移動研修等に対する高評価が聞かれた。また、より多くの市民に関心を持ってもらうため、市役所やtetteなどでの出張展示を提案する意見もあった。











