

大寺市長に朗読を披露する小池さん
NHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門で3位となる優秀賞に選ばれた須賀川二中出身の小池岳翔さん(安積高3年)は5日、市役所を訪れ、大寺正晃市長に受賞を報告した。
小池さんは鬼滅の刃などのアニメーション作品から、声で心を動かすことに関心を持ち、高校入学後に放送部に入部。発声や発音、アクセントなど、人により伝わりやすい読み方を練習してきた。
朗読部門は全国の高校生4000人以上が挑戦し、小池さんは高い評価で、あこがれの舞台である決勝のNHKホールに立った。
指定作品の中から小池さんが選んだのは、自分の持ち味である少年や男性の声を活かせる原田マハ著「リーチ先生」。中でもイギリス人陶芸家リーチの弟子の亀之介が師の手を握り、尊敬の念と目指すべき道への思いを噛みしめるシーンを、声色を使い分けながら登場人物の思いを表現した。県勢で決勝進出は29年ぶりで、優秀賞は初の快挙となった。
「決勝はできる限りのことをやろうと、楽しんで表現することができました。本当は優勝したかったのですが、夢の過程でこうした結果を残せて良かったです」と大舞台を振り返る。卒業後は大学に通いながら、声優養成所で学び、将来は声の仕事に就きたいという。
小池さんの実演を聴いた大寺市長は「作品のイメージが浮かび、原作を読んでみたくなった。夢の実現を応援している」とエールを送った。











