
地域食堂のイメージなど意見を交わす高校生
須賀川市社会福祉協議会と地元高校生のワークショップは29日、tetteで開かれた。昨年度の座談会を発展させた取り組みで、今後も意見を交わし、最終的には高校生が主体となる地域食堂を開くことを目指す。初回は須賀川創英館高と須賀川桐陽高の6人が参加し、高校生にとって市内の地域食堂の認知度が低い現状が明らかになった。
高校生が地域課題に目を向け、自ら考え、発言し、発信できる機会をつくることが目的。
自己紹介とアイスブレイクの後、社協職員が「福祉」の考え方や地域食堂・コミュニティカフェの役割について講話した。職員は福祉を特別なものではなく、普段の暮らしの中にある幸せと捉え、自分事として考えるよう促した。
市内では町内会の加入率の低下や近所付き合いの減少、地域で孤立する人の増加といった課題が現れている。地域食堂やコミュニティカフェは世代や属性に関係なく、誰もが安心して交流できる居場所として、これらの課題に対応する取り組みで、現在は市内9カ所で実施されている。
高校生たちは「子ども食堂」という言葉は聞いたことがあっても、市内の地域食堂は初めて知ったという。周知の方法については、公共施設にチラシを置くよりも高校の掲示板に貼る方が目につく、「地域食堂」のように内容が分からない言葉には手を出しにくく、分かりやすさが重要、といった意見が出た。
グループワークでは「こんな地域食堂・コミュニティカフェがあったらいいな」をテーマに意見を出し合った。「誰でも受け入れる」という理念だけでなく、実際にどんな人が利用し、何をしているのかが分かると良いとの声や開催時間・場所の希望も積極的に挙がった。発表を通じて、「自分が参加するなら」「周りの高校生が参加しやすいのは」と、地域食堂を自分事として考える姿勢が強まっていった。
ワークショップは今後も続け、若者のアイデアの実現につなげる。2回目以降からの参加も随時募集している。
問い合わせは市社協(℡ 0248-88-8211 )まで。










