火曜コラム(紙面掲載 2021年9月21日)

西間木 恵理


バランス・体幹・集中力 を鍛える
 ~ S U P Y O G A ~

 暑さ寒さも彼岸までという言葉があるように、季節はもう秋ですね。今年は夏らしい暑さがあまり続かなかった印象ですが、オリンピックの観戦で、熱くこの夏を過ごせた!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
 私といえば、初登山に、初パラグライダー、そしてキャンプに自転車と、もっぱらアウトドアをしながら、好きな夏を過ごしていました。
 そして9月より、SUP YOGAのレッスンも担当する事となり、新たな挑戦を楽しんでいます。
 SUP YOGAとは、ハワイ発祥のマリンアクティビティで、S・U・P(StandUp Paddle Board)を使って行うYOGAのことです。
 水に浮かせたボードの上でYOGAをすることで、お馴染みのポーズも難易度がアップし、よりバランス力、体幹力、集中力を養うことが期待できるという新感覚のYOGAになります。
 ちなみに皆さんは最近、自分のバランス力、体幹力、集中力をちゃんと鍛えていますか?
 実は、これらが衰え始めると、ケガや事故を引き起こす原因になり得るのです。
 では、そもそもバランス力とは何かというと、静止姿勢または動的動作中の姿勢を任意の状態に保つ、また、不安定な姿勢から速やかに回復させる能力の事を意味しています。
 例えば、「つまずいた際に姿勢を立て直す」などがバランス力になります。これらバランス力は加齢に伴い(筋力の低下も重なり)低下していきます。ケガの防止や運動機能の向上に、体幹のトレーニングに加えて、ぜひ鍛えるべき機能だといえます!
 そのトレーニングとして簡単な方法は、①片足立ちでバランスを保つ②上体を前・後・左・右に動かし静止してみる③目を閉じてチャレンジしてみる。などのバリエーションを加えても良いと思います。(目を閉じて行う時は身の回りにご注意ください)
 次に「集中力」についてですが、「集中力が欠ける」と思ったことは誰しもあると思います。
 そもそもの阻害要因として、「物理的」に集中を妨げる環境の中にいる場合(動・音・物)は、それらを取り除くか、左右されない場所に移動することが基本です。
 しかし、妨げている要因が「心理的」なものであれば、まず「意識」がどこに向いているかを知る必要があります。
 そして、集中しなければならない物事に「意識を向ける」ことが大切です。あとは、「好きこそ物の上手なれ」どうせやるなら「ワクワク楽しんでやる」が何より集中力を養ってくれると思います!
 さあ、秋といえば「〇〇の秋」。それぞれの秋を満喫しながら、夏の疲れを癒し、冬に向けて、心と身体のバランスも整えていきましょう。

Let’s enjoy your Autum season!

ヨガ+ライフアッププロデュース

西間木 恵理

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