悪魔的…! 抗えない深夜のドカ食い!
「お久しぶりです、マスター。」
「こんばんは。お久しぶりですね、どうぞこちらへ。」
「何かビールを頂けますか?それと小腹も減ってまして…。」
「この時間に珍しいですね。ではお肉と相性のよいドイツビールをお出ししますね。牛皿とモツ煮込みをお持ちします。ボリュームが欲しければライスもありますよ。」
「あっ、じゃあライスもお願いします。」
「失礼します…。こちら牛皿と温泉卵、それとモツ煮込みですね。七味等はお好きにかけて召し上がって下さい。」
「マスターのお店、こういう料理もあるんですねぇ。」
「たまにですよ。毎週ご用意出来る訳ではありませんが、お腹の減ったお客様もいらっしゃいますので。」
「いただきます。ん、旨い…!ドイツビールと牛皿も相性いいですね。」
「ドイツビール=ソーセージって位にドイツビールはお肉料理と相性いいですよね。」
「ついつい食べちゃいますね。最近は糖質制限してご飯をカットしてたんですが…。」
「酔った時の深夜のドカ食いは、悪魔的な旨さがありますよね。」
「このモツ煮込み上品な味付けですね。」
「ありがとうございます。お客様の食べる順番を予想しまして、味付けをしています。」
「マスターは食べ物メインのごはん屋さんとかやる気はないんですか?」
「色々と作るのは好きですが、私にごはん屋さんはやれませんよ。今日はゆっくり楽しんでいって下さいね。」
食欲の秋は深夜に加速します。抗えない旨さに身を委ねてみるのも人間らしくていいのかもしれません。深夜のドカ食いは悪魔的にうまい…!