円谷幸吉メモリアルマラソン大会 ハーフコースも検定受ける 次回以降へタスキつなぐ


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 須賀川市の円谷幸吉メモリアルマラソン大会実行委員会は9日、日本陸連の公認コースとして5年に一度の検定を受けた。今年の大会はハーフ部門の実施を見送ったが、検定はこれまで通りハーフ・10㌔・5㌔のコースを行い、次回大会以降の復活へタスキをつないだ。
 今大会でのハーフ部門見送りは参加者の安全確保のため、ハーフマラソンコースである空港道路へのコーン設置数増加が求められていることや、警備員等の配置にかかる委託料が増加していること等への予算対応が難しいためとされている。
 例年の大会参加者からは残念がる声が聞かれ、再開への期待は大きい。
 実行委員会はハーフ部門中止によりスタート時間が変更となったことを逆手に取り、小学生4~6年の2㌔学年・男女別の部について、男女それぞれ定員を300人まで増やすなど、今大会ならではの成功に向けた工夫もみせる。
 検定は日本陸連の技術役員2人が計測器を付けた自転車でコースを走り、各地点の距離を計測した。また岩瀬郡市陸協役員、実行委員、市職員、計測の委託業者なども参加し、無事に完了した。
 大会エントリーは7月1日から8月4日まで、RUNTESのサイトから受け付ける。
 問い合せは円谷幸吉メモリアルアリーナ内の大会事務局(℡ 0428-76-8111 )まで。