カメムシ被害なく、生育は平年並み ナシやリンゴ栽培情報共有へ JA夢みなみ果樹協議会が生育調査


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    果実の生育などを調査する協議会

 JA夢みなみ果樹協議会の生育調査は4日、管内3地区のほ場で行われ、ナシ(幸水・豊水)、リンゴ(ふじ)の収穫時期や暦日肥大状況、病害虫の発生状況、防除などの情報を共有した。
 すかがわ地区果樹協議会は小松秀幸会長、渡辺英樹副会長、橋本明人副会長、鈴木健斗須賀川農業普及所技師、JA職員の高柳幸知須賀川支店営農課長補佐、車田晃彦営農部すかがわ園芸主任、小倉佳哉さんの7人が参加し、桜川地内の安藤米吉さんのナシ(幸水・豊水)、越久地内の佐藤文吉さんのナシ(ジョイント)、鏡石町高久田地内の根本清一郎さんのリンゴ(ふじ)、和田地内の箭内勝さんのナシ(幸水・豊水)、浜尾地内の秋山晴儀さんのリンゴ(ふじ)の5カ所のほ場で現地調査を行った。
 果実肥大を暦日で比較する満開後日比較や肥大状況の縦径と横径、1坪当たりの着果数、病害虫発生状況などを調査した。
 農業普及所では西袋地区の2カ所のほ場ではカメムシの被害もなく、平年並みの生育状況でナシやリンゴの仕上げ摘果は着果数の果形、肥大の良い果実を残し、適正着果量に調整するなどの説明も行われた。
 同調査はJA果樹連絡協議会のしらかわ地区、いしかわ地区でも実施され、果樹生育調査をまとめる。