かがみいし田んぼアート展望室オープン 七夕ものがたりテーマに


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    織姫など描いた田んぼアート
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    テープカットで祝う関係者たち

 かがみいし田んぼアートの一般観覧オープニングセレモニーは14日、町図書館展望台で行われ、「七夕ものがたり」をテーマに描かれた70㌃の巨大作品を見下ろしながら、和田和久委員長や木賊正男町長らがテープカットした。
 「窓から眺める絵本~もう一つの図書館~」をコンセプトに平成24年から始まった同事業は、毎年町内外から多くの人が観覧に訪れ、観光の目玉の一つとして定着している。
 12年目を迎えた今回は、昨年実施したアンケートを参考にテーマを決め、織姫と牽牛が6色10種類の稲でいきいきと描かれている。
 織姫の表情や所作などデザインを担ったアニメーションクリエイター湖川友謙さんのこだわりが光る。
 7、8月には見頃を迎える見込みで、お盆頃には隠れキャラも登場する。
 セレモニーで和田委員長は「毎年、田んぼの地主や岩瀬農業高など多くの支援と協力があって開催できており、感謝している」木賊町長は「田んぼアートは日々成長し、来るたびに変化が楽しめる。12回目を迎え、今や街の大きな観光拠点となっており、ぜひ多くの人に楽しんでいただきたい」とあいさつした。
 テープカットは2人のほか、小貫秀明副町長、渡部修一教育長、廣瀬茂商工会長、長田守弘かがみいし振興公社理事長、田んぼアートに協力する岩瀬農業高の五十嵐孝太郎さん(生物生産科3年)、丹治隼斗さん(同)、牧場のあーさー♪が担い、オープニングを祝った。
 観覧期間は10月末までを予定し、開場時間は午前9時から午後5時半まで、見頃の7、8の両月は午後6時半まで延長する。また6月から8月まで図書館休館日も開館する。
 また2階展示室ではこれまでの歴史や食べる田んぼアートなど各種取り組みなど紹介するコーナーも設けている。
 問い合わせは産業課内事務局(℡ 0248-62-2118 )まで。